審美歯科について
- 口を開けると銀歯が目立つ
- 歯や歯肉の色が不自然で気になっている
- 思い切り笑いたい
このようなお悩みを抱えている方には、審美歯科治療がおすすめです。審美歯科治療では、機能性だけでなく見た目の美しさにもこだわった治療を受けられます。「歯の美容整形」と呼ばれることもある美容歯科治療は、日常生活を楽しむための手段としても用いられる画期的な治療法です。
詰め物・被せ物
虫歯や事故などが原因で歯を削ったり、歯が欠けたりした場合は、人工的な素材を使って歯を補う治療を行います。当医院では、保険適用から自由診療まであらゆる素材をご用意。患者様との話し合いを重ねながら、ご希望を叶えられる外観や特徴を持ち、なおかつ予算内で収まる素材をご提案することで、治療後もずっと喜んでいただける歯科治療を目指します。
詰め物(インレー)
セラミックインレー
内部・外部ともにすべてセラミックで作られた詰め物・被せ物です。透明度が高く、色合いを調整できるため、天然歯に近い仕上がりに期待できます。また、金属アレルギーのリスクもありません。
- 治療期間
- 約1ヵ月~2ヵ月(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約2回
- 費用
- ¥44,000(税込)
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メリット
- 自然に近い白さを再現できます
- 金属アレルギーの心配がない
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デメリット
- 強い力が加わると割れることがある
- 状況によっては健康な歯を削らなければならない
- 費用がやや高額になる可能性がある
ゴールド18K
金属製で作られた土台にセラミックをコーティングした詰め物・被せ物です。審美性ではオールセラミックにやや劣りますが、強度や噛みやすさに秀でており、オールセラミックと比べると価格がリーズナブルなことが特徴といえます。
- 治療期間
- 約1か月半(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約2回
- 費用
- ¥38,500(税込)
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メリット
- 銀歯に比べ金属アレルギーになりにくい
- 天然歯に近い硬さのため、かみ合わせる相手の歯にも優しい金属で奥歯に最適
- 適合性に優れているため、歯と詰め物の継ぎ目から、虫歯になりにくい
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デメリット
- 金属が溶け出して歯茎が黒ずむ場合がある
- 金属アレルギーを発症する可能性がある
- 自由診療のため、保険適用の治療と比べて割高
銀歯
ポピュラーな素材です。デメリットとなるのは見た目の悪さで、口を開けたときにギラギラと光る入れ歯の使用を避けたい方にはおすすめできません。また、金属アレルギーの心配がある方は検査をしてからの提供となります。
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メリット
- 保険適用の材料となります
- 柔軟に加工できるため、あらゆる症例に対応できる
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デメリット
- 見た目は金属なので審美性が劣ります
かぶせ物(クラウン)
ジルコニア
ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる丈夫な素材です。とても頑丈なため、従来は奥歯の治療に用いられることが一般的でした。しかし近年では天然歯とほぼ変わらないほど美しく加工する技術が確立され、前歯の治療に使われるケースも増えています。
- 治療期間
- 約2~3週間(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約3回
- 費用
- ¥110,000(税込)
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メリット
- 体に優しい安全な材料なので金属アレルギーにならない
- 変色が少なく、歯ぐきの変色も起こさない
- 色が白く透明感があり、自然な見た目である
- 汚れにくく、丈夫である
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デメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかる
- 強い衝撃で破折・破損してしまうことがある
- 歯を削る量が少し多くなってしまう
メタルボンド
ジルコニアや銀歯と比べてより天然の歯の硬さに近いゴールド、もしくはプラチナを使った治療法です。噛み合わせの際にかかる負担が少なく、お口の健康を維持しやすいことが特徴といえます。ただし天然歯とは色合いが大きく異なり、審美性では劣るため、奥歯の治療に用いられることが一般的です。また、治療開始前に金属アレルギーの検査が必要になります。
- 治療期間
- 約2~3週間(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約2回
- 費用
- ¥88,000(税込)
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メリット
- 銀歯と比べると自然な色合いに仕上がる
- 長く使い続けても変色しにくい
- 汚れに強く、虫歯や歯周病を抑えやすい
- リスクはあるものの、金属アレルギーを発症する確率は低い
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デメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかる
- 強い衝撃を加えた際に割れたり、欠けたりする可能性がある
- 歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合は相性が悪い
ゴールド18K
金属製のベースの表面にセラミックを吹き付けた素材です。金属アレルギーの方は使用できませんが、強度の高さと柔軟性を兼ね備えています。
- 治療期間
- 約1~3週間(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約2回
- 費用
- ¥66,000(税込)
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メリット
- 長く使い続けても変色しにくく、審美性もよい
- ベースが丈夫なため、前歯・臼歯の両方で使える
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デメリット
- 装着していると歯ぐきに着色する場合があります
- 金属アレルギーを起こす可能性があります
銀歯
フルメタルクラウンは金属製の被せ物です。保険適用なので費用負担が少ないメリットがあります。その一方で見た目の違和感や、金属アレルギーのリスクがあります。
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メリット
- 保険適用の材料となります
- 日常生活において、不自由はありません
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デメリット
- 個人差はありますが、長期間で変色・腐食することがあり、歯ぐきとの境目が黒ずむこともあります
ホワイトニング
積み重なった歯の着色汚れは歯磨き粉などで解消できませんが、ホワイトニングを活用することで歯の表面を削らずに漂白できます。ホワイトニングは歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」とご自宅で行う「ホームホワイトニング」に分かれており、当医院では痛みや手間が少ないホームホワイトニングをおすすめしています。
なぜ歯は黄ばむのか?
歯の黄ばみの原因は、加齢のほか、コーヒーやカレー、ワインなどの食品や飲料に含まれる色素による着色汚れと言われています。 また、歯のミネラル成分が溶け出すことで、くすんで見えるようになることも関係しています。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
ご自宅を中心に行うホワイトニングが「ホームホワイトニング」です。薬液を注入した専用のトレーを一定の時間装着することで漂白します。オフィスホワイトニングと比べると効果が出るまでに時間がかかりますが、治療後に白さが長続きしやすいこと、患者様にとって都合のよい場所・時間にホワイトニングを行えることがメリットです。
- 治療期間
- 約1ヵ月~(口腔内の状況や症例により左右されます)
- 治療回数
- 約4回
- 費用
- ¥38,500(税込)
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メリット
- ご自宅で好きな時間に漂白できるため、時間を節約しやすい
- オフィスホワイトニングと比べて効果が持続しやすく、退色もしにくい
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デメリット
- オフィスホワイトニングと比べて薬剤の濃度が低く、効果が出るまでにやや時間がかかる
- 保険を適用できないため、治療費が高額になりやすい