小児歯科のQ&A
- 仕上げ磨きはいつまで(何才になるまで)やればよいのか?
- その子のテクニックにもよりますが、大体小学校低学年くらいまで。高学年に第二大臼歯が生えてきますが、その時までには完全に自分で磨けるようにしてください。
- 歯磨きの時に暴れて磨かせてくれない場合、どうすればいいですか?
- 夜1回だけでも押さえて磨いてください。口を開けない場合は、ガーゼブロックを作ってください。イヤがるのは当たり前(3才前の子)。でも磨かないと治療することになり、かえって可愛そうなことになります。
3才からは、話をして、言い聞かせて、家庭で楽しく歯磨きをするように心掛けましょう!
- 硬いものをたくさん咬ませれば顎は大きくなりますか?
- なりません。残念ながら遺伝的要素が大きいです。しかし、よく咬むということは口のまわりの筋力の発達や脳への刺激があるという点でとてもよいことなので、よく咬むことをおすすめします。
- 磨いているのにむし歯が出来るのはどうしてですか?
- 様々な原因が考えられます(歯の質やむし歯菌の数など)が、Dr.からみると、よく磨いているつもりでも磨き残しあることがほとんどです。プラークも白で、カラーテスターなどを使用すると、磨き残しがよく分かるのでよいと思います。
- どうして乳歯を治療しなければいけないのですか?
- ごく小さいカリエスならほとんど影響はありませんが、神経にまで達するものであると、交換の時期が早くなったり、遅れたり、永久歯の生えてくる位置にまで影響を及ぼすことがあります。